ティト・ビラノバ前監督が健康上の理由で退任した
バルセロナの新監督にヘラルド・マルティーノ氏が
就任することが決まったと、スペイン紙『マルカ』が報じた。
同紙は「マルティーノがバルセロナの監督に」とし、
タタ(マルティーノ氏の愛称)が来季からの3年契約で
バルセロナの監督に就任することで合意したと報じている。
ニューウェルズ・オールドボーイズ(アルゼンチン)との契約が
満了したばかりのマルティーノ氏はアシスタントコーチの
エルビオ・パオロロッソ氏とトレーナーのホルゲ・パウタッソ氏と
ともにスペインに到着。
正式なサインをへて、23日中にも発表される見通しだ。
元アルゼンチン代表MFで、
現役時代はニューウェルズ・オールドボーイズや
テネリフェ(スペイン)などでプレーしたマルティーノ氏。
指導者としてはセロ・ポルテーニョ(パラグアイ)などを率い、
07年にはパラグアイ代表監督に就任。
10年の南アフリカW杯では決勝トーナメント1回戦で
PK戦の末、日本を下し、同国初のベスト8入りを果たし、
11年のコパ・アメリカでは決勝まで進出した。